Seminar ~つながるアートとビジネス~“美学”は共感を生む~

とある美術館でこんなネクタイが売ってまして、






超いいねぇえぇ



って思いました。うん、オレの好み。


だけど、ちょっとお値段がぁあぁっていうのもありますが、

人からプレゼントしてもらいたいな♪♪♪♪


ってめずらしく思ったんですよね。

あんまり人からもらうって考えることないんだけど。




あっそういえばもうすぐ父の日…?






本日はこちらのセミナーに参加してみました。

実は最近ポツポツと社外セミナーに参加しております。



本ももちろんよいと思うのですが、

生で声を聞いたり、その話を聞きたいと思う人と一緒の場にいるってことが大事だと思うのです。



今日お話を聞いてきたのは


遠山正道氏 Soup Stockなどを手がける株式会社スマイルズの社長

南條史生氏 六本木ヒルズ森美術館の館長


のお二人。

メインは遠山さんからのお話だったのだが、

実に面白かったぁあぁ


私のやりたいビジネスモデルにぴったりでした。




以前に企業家になるにあたり、ひとりの尊敬する社長にアドバイスをいただくことがありました。


「自分が好きなことをとことんやって、それを情報発信すること」

「それが売れそうかどうか、商売できそうかどうかで始めると必ず失敗する」



この社長には「こんなビジネスはどうでしょうか?」と具体的なことについてアドバイスを求める予定でした。

私が考えた「こんなビジネス」とは

「事業として成立しそう」

ということを念頭に置いたアイデアだったため、出鼻をくじかれたわけです。


当初その話を聞いたときは

そんなんでええのかなぁ・・
企業できるイメージがまったくわかない・・・


って思いました。


でも尊敬できる社長だし、信じてやってみることにしました。

(それがこのブログにつながっているわけなんですが)


それからそれからお金の本質について勉強したほうがよいとのことで以下の書籍を読んでみたりしました。


ここでは

もうマイナスからゼロにする強烈な上昇志向であった高度経済成長期から、

衣食住が満たされている時代の中で、人生の目的を見失った世代が
人生の意義や目的を見出すことが「価値」となりつつある


といわれています。


自分の人生だけでなく、他人に人生の目的を与えられる存在が価値を高める


としているのです。

そうするとお金の価値は相対的に下がっていく。


となるとお金を最優先にしたところで旨みがなくなっていくのです。


「儲かること」から「情熱を傾けられること」へ。


まさに社長が言っていることそのものでした。


最近の子どもの夢は

you tuber

らしいですよ。驚愕ですよね。


出たてのyou tuberって馬鹿なことやってる動画を馬鹿なやつがみるもんだと思ってましたが、最近は結構面白い人もいるみたいですね。


でもね!

かわいい女の子がC級グルメを自宅のキッチンで作ってドカ食いする動画


おじさん全然理解できないよ・・


さて脱線しましたが、セミナーの話に戻ります。


この遠山氏。実に面白い方で、

もともと三菱商事に勤めていたのですが、小売の世界に行きたかったらしく

ケンタッキーフライドチキンに無理やり出向。


そこからの着想を経て、Soup Stock を三菱商事との協力により立ち上げたとのこと。



そしてここでびっくり!



なんと!




girrafeというネクタイ専門店を作ってましたこの方!

(冒頭のテニスネクタイです)


いや、私なんにも知らずにこのセミナー受けてますよ!



スープストックの社長ってのは知ってましたけど、girrafeもやってたなんて!



超偶然!シンクロニシティ!愕然!


という興奮を覚えました。


このgirrafeを立ち上げるときも面白くて、

「サラリーマンはすごいことやってのけてるのになんかしょぼくれてる!」

ってことであえて会社に縛られている象徴であるネクタイをとりあげることにしたらしいんですが、三菱商事の部長には


「意味わからん」
「君はスープを売ってなさい」


っていわれてたらしいですwww。

それでも有限会社からスタートし今に至るみたいです。


とにもかくにもこの人の発想は


マーケティングがない、つまり自分がやりたいと思ったことをやる


という経営方針だったのです。

それがアートと似ているってことだったんですが、


あぁ今までの話とつながってしまったぁあぁ

って感じですね。



さらにつながっていきます。


「アートとは見えないトリガー」



世の中の「見えないこと」「言語化できないこと」が90%である。
そこから生まれてくるのがアートである。



実は私が潜在意識とかオーラを勉強し始めたのはこういった真実があるのでは

と感じ始めたからなのです。


目に見えること、説明できることは世の中にはたくさんあって、


それを真っ先に知ることで将来への競争優位性が生まれるんじゃないか


ということを思っていました。




そんな共感度MAXの経営者、遠山氏からのアドバイス。


ちっちゃいことをちっちゃくやろう。





ちっちゃいことってリスクが低いっていのもそうなんですが、

かえって個とつながりやすい

ってことなんです。


で、スマイルズの事業として以下を例に挙げました。


森岡書店(森岡さんが5坪でやる1冊だけの本屋)

レモンホテル(岡山の小島にある美術館兼宿泊所)



群を抜いて発想がやばい


かつちゃんと黒字を出してるって言ってました。。すごすぎる。。


この発想の基点は

ひとりの「やりたいこと」


だっていうから常識をくつがえされちゃう。

ふつうビジネスって顧客がいて、企画があって、提案して、採用されて、出資者がいて・・・

とてもひとりの発想だけでは成り立たないのが常識。


これぞ未来の経営の最先端って感じ。おれもやりたい!


このふたつは成功しているけど、もちろん失敗(というか成功するまでの途中)はいっぱいあって、でも


利益はでないけどみんなハッピー


ってどんだけ理想的だよ!って思いました。



いちいちフレーズもかっこいい!
この経営者がグッと好きになりました。


なんでこれ読もう。


あぁ最近長文傾向。。。


@遠山さんが根っからの慶応エリートだったことだけが残念でした



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Yuya Takahashi Life Blog

Yuya Takahashi が色々整理したり語るためのブログです。自称ヨーギー・起業活動家・自己実現家・イラストレーター・良いパパです。ヨガ、食事トレーニング、短眠、1時間おきの筋トレを実施中です。チャクラ、オーラ、潜在意識とかを研究してます。イラストのメインはボールペン画です。 note: https://note.mu/yuyatakah